和菓子 に見る芸術──日本の四季と香りが奏でる美のかたち 暑かった夏も終わり、すっかり秋らしい季節になりました。 芸術の秋に食欲の秋、秋は人の感性を静かに呼び覚ます時季でもあります。 身近な存在にあって、芸術と食欲の両方を満たしてくれるものは何だろうと考えた時、私が真っ先に思い…
This is の正体 —パルファンサトリ の香りの語彙をめぐって— 日本人の感性に寄り添う香りを探求し続けてきたパルファンサトリ。アトリエで生まれる香りと、その背景にある美意識を「This is」の言葉から読み解きます。
牡丹の華――表象としての美と香りへの陶然 一斉に 弾け、飛び散る 深紅の鮮血 いつか枯れる じきに枯れる 跡形もなく 瞬く間もなく 枯れることでは朽ちはしない 形を保ち、そこに在ること かつての殷賑 その相貌に影を落とす 万の理 真の交わり 冷笑を湛えた腹の奥底…
たとう和紙 で文庫本を包む|パフューム バスソルト ブックカバー ガイド たとう和紙を ブックカバー として楽しむ方法 ここでは、たとう和紙を ブックカバー に仕立てる手順と、きれいに仕上げるコツをご紹介します。 お風呂あがりに、好きな香りで満たされたまま本を開く――。パフューム バスソルトの…
牡丹-BOTAN- メイキングストーリー PARFUM EX 牡丹-BOTAN-| 日本のドライ・オリエンタルが生まれるまで ブラックピオニーから 牡丹 へ 「牡丹」は、もともと「ブラックピオニー」の後継として構想されました。ブラックピオニーは、フェミニンで甘く…
サロン ド パルファン 2025|PARFUM SATORI「牡丹-BOTAN-」原画展示 ─香りと絵画が呼応する、陰翳と絢爛の世界 香りと絵画が呼応する、陰翳と絢爛の世界 牡丹 原画展示のご案内-サロン ド パルファン 2025 – 現在新宿伊勢丹催事場6階にて開催中の「サロン ド パルファン 2025」では、香水「牡丹-BOTAN-」の…
PARFUM EX “BOTAN”|陰翳と絢爛 陰翳と絢爛(いんえい と けんらん)。 陰翳の中にこそ、花は絢爛に咲き誇り、散りゆく姿にも永遠を見る。移ろいの美を香りに昇華した「BOTAN −香水牡丹−」。 新作「BOTAN」 2025年10月 発売。 — Black…
『複雑な“香りの強さ”との付き合い方』-そして、香りが心に残る仕組みをめぐる小さな試み-(後編) 「香りはシーンを特別にする“隠し味”」 香りを足したり引いたりとかきましたが、そもそも香りがある時とない時とで、何が違うのでしょう。 個人的な感覚から言えば、香りや匂いがある時の記憶は、良くも悪くも、その時の感情がより鮮…
『複雑な“香りの強さ”との付き合い方』-そして、香りが心に残る仕組みをめぐる小さな試み-(前編) 香りの強さは気温・体温・濃度・つけ方などで大きく変わり、人によって感じ方も異なります。強さは体験を通じて適量を学ぶことが大切。香りは「ふと漂う瞬間」が心地よく、記憶や感情と結びつきやすいため、プルースト効果のように人生の記憶を鮮やかに残します。日常に香りを仕込み、未来の思い出と重ねる試みについても考えます。
陰翳と絢爛──牡丹の香に映す日本の美と谷崎文学 陰翳(いんえい)と絢爛 (けんらん) 「美というものは常に生活の実際から発達するもので、 暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわれの先祖は、 いつしか陰翳の内に美を発見し、やがては美の目的に沿うように陰翳を利用するに至…
スイレンに見る「水」という精神的象徴性 スイレンの香りが喚起する情景 パルファンサトリのスイレンを香る 霧がかった水面を想像する。それは眼前にだけ広がっていても良いし、周囲一帯を覆いつくしていても良い。 確かな体覚として湿り気の中に居て、視線は霞みを超えたあた…
金木犀 (キンモクセイ)──共通の香りが教えてくれる境界と敬意 金木犀 香り が映し出す「自」と「他」の境界 金木犀 香りは、誰にとっても「あ、金木犀だ」と分かる共通の合図です。けれども、その瞬間に立ち上がる記憶や感情は、一人ひとり固有のもの。共通の刺激から、個別の物語へと分岐してい…